- ミニマリストって最近よく聞くけど、断捨離と違うの?
- どこまで物を減らせばミニマリストになれるの?
ミニマリストを始めようと思っても、こういった疑問が初めに浮かぶと思います。
僕も現在進行形でミニマリストを行っていますが、当時は右も左も分からずじまい。
そこでミニマリストについて学び、物を捨てる習慣を身に付け、ミニマリストについての僕の考えをまとめられるようになりました。
この記事ではミニマリストについてや、目指すべきゴールについて詳しく書いていきます。
中の人。不定期に有益になる情報を発信しているので、ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです。
改めて、ミニマリストとは
ミニマリストとは、ものを減らして必要最低限のものだけで暮らす人やそのライフスタイルを指す言葉と定義されています。
【最小の(最小限の)】という意味をもつ「minimal」からミニマリストの名称がつけられたそうです。
断捨離との違いとは
一方で断捨離は、不要なものを捨てて物への執着をなくし、身軽で快適な生活を目指す考え方と定義されています。
「断行」「捨行」「離行」の頭文字を取って名付けられたと言われています。
ん?どっちも同じ意味に聞こえるんだが?
ミニマリストと断捨離は、概念が違う
僕自身もピンとこなかったので、いつもお世話になっている生成AIに違いを投げてみました。
そうすると、下のような解説を送ってくれました。
概念の性質
- ミニマリスト:人やライフスタイルを表す
- 断捨離:行動や手段、過程を表す
目的
- ミニマリスト:最小限の所有で豊かな生活を送ること
- 断捨離:不要なものを減らし、物への執着をなくすこと
アプローチ
- ミニマリスト:必要最低限のものだけを厳選して所有
- 断捨離:既存の所有物を見直し、不要なものを手放す
位置づけ
- ミニマリストは断捨離を繰り返した先にある「ライフスタイル」
- 断捨離はミニマリストになるための「過程」や「手段」の一つ
なるほど。すごい分かりやすくなりましたね。
要は、断捨離をすればするほど、自分流のライフスタイルが作られていって、最終的にミニマリストにつながるということなんですね。
突然だけど専門的な質問はperplexity(パープレキシティ)という生成AIがより正確に説明してくれるからめっちゃ助かる。
(案件じゃないよ)
ミニマリストのメリット3選
メリットは主にこちら。
- 部屋が毎日キレイで保たれる
- 無駄なものを買わないクセが付く
- 足るを知り、つねに幸福感が高くなる
1.部屋が毎日キレイで保たれる
ミニマリストを目指していくとまず分かりやすい変化が、いつも部屋がキレイで保たれることです。
これはいつもキレイを保つほど、「汚い部屋がイヤ」という考え方に変わり、すぐに整理整頓に行動をうつすことができるからです。
僕が中学生のころは、掃除という概念がなかったせいで、テレビでよく見るような床が見えないところまで物を敷き詰めていた時期がありました。
ですが今となっては正反対で、ちょっとでも散らかっていれば清掃をする習慣を身に付けることができました。
2.無駄なものを買わないクセが付く
無駄なものを買わないクセが付くのも大きなメリットですね。
なぜかというと、ミニマリストは部屋に物を増やしたくないという考えがあるので、むやみに物を買わない習慣があるからです。
僕で例えると、スーパーで買い物に行ったとき。
あるあるですが、スーパーに行くとついで買いをしてしまうこと、よくあると思います。
僕はついで買いをしたいと思った時、
本当に今必要なのか?
それはお金の無駄ではないのか?
こんな感じで、頭の中で買っていいかどうか会議を1人でしています。
3.足るを知り、つねに幸福感が高くなる
足るを知るとは、簡単に言うと「現在の自分の状況に満足する」という意味になります。
つまり、必要最低限(または一文無し)でも、現状に満足しようという考えです。
ミニマリストは必要最低限のもので生活するという考えなので、必要最低限のものだけで幸福感を得ることができます。
これは個人差があるとは思いますが、僕は大量のいらないものから解放されたので、管理する必要もなくなり、毎日頭がスッキリした状態で1日を始めることができます。
最近は「いつか使うから」というものも捨てる対象になってる。
なぜなら、結局1年たってもどーせ使ってない。
デメリット3選
一方で、ミニマリストを目指す上で起こるデメリットはこちら。
- 購買意欲が無くなる
- 大きな買い物の支出が高くなる
- 競争心が無くなる
1.購買意欲が無くなる
1つ目のデメリットは、購買意欲が無くなってしまうことです。
購買意欲が無くなるということは、無駄遣いが減るので良いことだと捉えることができますが、無欲になってなにも欲しい物が無くなるのも問題です。
例えば、趣味として行っていた卓球もつまらなく感じ、浮いたお金はすべて貯金に回す。
お金は貯まる一方ですが、思い出がないので年を取った時に、ひどく後悔する可能性があります。
断捨離とは上手に距離を取ってミニマリストを目指しましょう。
2.大きな買い物の支出が高くなる
次に、大きな買い物の支出が高くなることです。
これはどういうことかというと、ミニマリストは物を持たない代わりに、質の高い商品を選び、長く使い続けるという考えがあります。
質の高い商品を選ぶということは、裏をかえすと常に割高な商品を選んでいくことになります。
3.競争心が無くなる
3つ目は個人差はあると思いますが、競争心が無くなるのがデメリットとして挙げられます。
これは購買意欲が無くなるのと同じで、欲が無くなるので【もっと上を目指す】という競争心が無くなってしまう可能性があります。
人と比較して相手の悪さ探しをするという競争心は無くしても良いですが、自分が豊かになるためにお金を稼ぐ、といったような競争心が無くなってしまうと本末転倒です。
ミニマリストは行き過ぎると自分の人生を台無しにしてしまう。
だから、節度を持って断捨離を進めようね。
【結論】半ミニマリストでOK。
ミニマリストについて解説してきましたが、僕の経験上、普通のひとは半ミニマリストだけでOKだと思ってます。
半ミニマリストは簡単に言うと、ゆるーく断捨離をおこなう、といったものです。
例えば、Youtubeで【ミニマリスト】と検索すると、上位にはとんでもない量の断捨離をした動画がヒットしたり、中には「部屋に物置いてある?」みたいな何もない空間の中で生活する人がいます。
正直それはミニマリストでもやりすぎ感はあると思っています。
趣味も行き過ぎれば中毒になって、私生活に支障をきたしてしまうように、ある程度ラインを決めておいた方が継続もしやすく、満足感も高いと個人的には思っています。
ミニマリストの定義は難しいけど、
【本当に好きなものは残す。】
この考え方が半ミニマリストかな~と。(筆者も半ミニマリスト)
自分の型を見つける
Youtubeやネットでは、たくさんの勉強のやり方がのってあります。
同様に断捨離もネットの情報で進めていくのも良いとは思いますが、あるタイミングで断捨離の頭打ちが来ると思います(これ以上なにを手放したらいいかがわからない)。
そのタイミングが来たら、必ず自分自身の断捨離の【型】を見つけてみてください。
僕で例えるとすると、
- 5秒でピンと来なかったら捨てる。
- 今月購入したものをリスト化し、次月購入しないものを決める。
- 茶碗がないならラップを使うなど、家にあるもので代用を考える。
こうな風に、自分が断捨離を進めやすい型を持っています。
これは進めていくと、「やっぱりこの方法はやりずらいかな」「この方法なら断捨離しやすそう」など、楽しみながら断捨離を進めていくことができます。
皆さんもこの記事で断捨離・ミニマリストに興味を持っていただき、いつも幸福な日常を過ごしてもらえることを心より祈っております。